マギアレコード
－魔法少女まどか☆マギカ外伝－
通称「マギレコ」２期（2ND SEASON）「－覚醒前夜－」２話（１５話）にピックアップした、あらすじ紹介・感想・考察を掲載しています！さらに、お得な視聴方法。「マギレコグッズ」等。この作品における魅力を余すことなく紹介！
マギアレコード２期２話
「あなたとは少しも似てなんかない」あらすじ
いろはを失って・・・
記憶ミュージアムの瓦礫のなか、やちよはいろはを探しますが、その姿はありません。「いろははいない。」受け入れがたい現実と、いろはの生存を信じる気持ちが葛藤。やちよはマギウスの本拠地「ホテルフェントホープのウワサ」を求め、町に出現する「ウワサ」を調査・殲滅します。しかし、「魔女」と違って「ウワサ」はグリーフシードを出しません。やちよは疲弊し、手持ちのグリーフシードは枯渇します。それでも、やちよの意思はゆるぎません。
やちよ 「わたしはマギウスを潰す！」
マギウス（灯花）の命令
「マギウスの翼」達に演説を終えたマギウスのひとり「里見灯花」は、白羽根・「天音姉妹」と幹部の「梓みふゆ」に現状報告をさせます。が、やちよによる「ウワサ」の消失の報告に怒りをあらわにします。最後の計画に日程変更はない。「ワルプルギスの夜」がくるまでにミスなく準備を進める必要があるのだと、灯花はみふゆに念を押します。
灯花 「みふゆもわかってるよね！」
マギウス（ねむ）の命令
マギウスのひとり「柊ねむ」に呼び出さた「黒江」は「あるウワサ」捜索を依頼されます。
「柊ねむ」の話：
・神浜の噂を作っている本人
・力の使い過ぎで死が近い
・「万年桜のウワサ」の捜索
・「ある人物」の保護
・マギウスを含め他言無用
及び腰の黒江ですが、「工匠区」へ繰り出し「万年桜のウワサ」の捜索を開始します。しかし、何の手がかりも手段もない黒江は途方にくれます。そこへ、初めて神浜に来た際、目撃した「小さいキュゥべえ」を発見。黒江は小さいキュゥべえに導かれるように後を追います。
みたまの情報
「神浜ミレナ座」。この廃墟を拠点とし、完全中立な立場で魔法少女のソウルジェムの調整を行う「調整屋・八雲みたま」は出張帰り。やちよは、そんなみたまを待ち伏せ・刃を向け脅迫します。
やちよ 「・・・その出張先って マギウスってとこかしら。」
みたまは、ドッペルの提案者であり作成者のマギウスの灯花に会い、ドッペルの調整を行ったことを話します。ただ、中立の立場で調整屋を営むみたまはどちらの味方でもない。やちよに対して情報を提供します。
ドッペルの能力： 正式名称「ドッペルウィッチ」。ソウルジェムが濁りきったとき、通常ならば不可逆反応である「魔女化」は避けられない。しかし「感情の一部」を写し取り、その「一部のみ」を魔女化させ自由に行使することができる能力。
ドッペルの効果： 「ソウルジェムの穢れ」はドッペルウィッチに変換することで取り除かれる。グリーフシードを使用しなくてもソウルジェムを浄化することができる。結果「魔女化」の回避が可能。
ドッペルのリスク：
強い依存性と副作用はあるものの魔法少女の「魔女化」は防げる。詳しい代償は今のところ不明。
ホテルフェントホープ：
移動するマギウスの本拠地「ホテルフェントホープ」は、入口が一定ではない。招待されるか、「マギウスの翼」が所有するシンボルを持っていないと入れない。
やちよは「マギウスの翼・黒羽根」を捕まえ、マギウスの本拠地へ向かう算段をたてます。枯渇したグリーフシードをみたまより購入し、行動を開始します。
やちよとみふゆ
かつて「フクロウ幸運水のウワサ（１期６話）」があった「工匠区」。そこでやちよは「小さいキュゥべえ」と「黒江」に遭遇します。やちよは、黒江が「マギウスの翼・黒羽根」だと察知すると表情を一変！危険を感じた黒江は逃げだします。やちよは捕えようと追跡を開始。
そして、黒江がたどり着いた先には、マギウス幹部であり、かつての相棒「梓みふゆ」の姿が・・・。
みふゆは、やちよと話しをしようとしますが、やちよは聞きません。「マギウスはいろはを犠牲にした。」その事実は変わらない。「マギウスは許さない！」みふゆは今や、マギウスの幹部。やちよはみふゆに刃をむけます。
やちよ 「許せない・・・ もう、許さない！ マギウスも！ あなたも！！」
やちよＶＳみふゆ
みふゆは、キュゥべえの狡猾さによって騙されてしまった自分達と、マギウスの計画によってもたらせる救済・恩恵を訴えますが、やちよにはとどきません・・・。問答無用のやちよの攻撃はみふゆを追いつめます。
そして、戦闘面において、やちよに劣るみふゆは成す術なく競り負けます。
みふゆ 「どうして私たちは、 いつも、いつも 奪われてばかり なんですか！！？」
ソウルジェムの濁りきったみふゆはドッペルを発動。なんとか、やちよと互角にわたりあいます。
するとみふゆは、再びやちよに語りかけます。「マギウスの翼」達はやちよのように強くない！自分達や環いろはは「何も知らないまま不幸を背負ってしまった弱者であり、似たもの同志。」
みふゆの訴えに対して、やちよは反論！！「いろははいつだって他人のこと優先してきた。」自分たちの不幸を・・・自分達の悲しみばかり訴える、みふゆや「マギウスの翼」たちと、いろはは違う！！やちよの意思は全く衰えません。それどころか、自分の願い（生き残りたい）によって、いろはが犠牲に選ばれたことを悔やみ、ソウルジェムが穢れます。
やちよ
「あなたとは、少しも
似てなんかない！！」
すると、やちよもドッペルを発動！！やちよのドッペルは圧倒的な力でみふゆを追いつめます。身動きがとれないみふゆに対して、恨みによりドッペルに支配されたやちよは、トドメをさそうとします。が、間一髪、我に返り、みふゆは一命をとりとめます。
やちよ
「違う・・・ 違う！
これは私じゃない！
私は、あなただって
犠牲にしたくない！」
やちよは、自力でドッペルの支配から脱却！自分の魔法少女の運命（誰かを犠牲にして生き残る）に負けないことをみふゆに宣言します。
みふゆ
「やっぱりやっちゃんは
強いですね。私には
真似できません・・・」
みふゆは転送魔法でその場を去ります。が、「小さいキュゥべえ」に気をとられ、みふゆの魔法に洩れてしまった黒江は、再びやちよに追われることになりました。そんななか、黒江は「ウワサ結界」の入り口を発見！「小さいキュゥべえ」を追って飛び込みます。
万年桜の噂
黒江、やちよがたどり着いた先には、巨木が聳（そびえ）え立つ空間。枯れてはいるものの、圧倒的な存在感。その巨木は、ねむが黒江に捜索を依頼した「万年桜のウワサ」。
「小さいキュゥべえ」が「万年桜」に登ると、そこには光に包まれたいろはの姿が・・・。しかし、いろはに意識はないようです。光が弾け、いろはの姿があらわになるものの、ドッペルが発動！いろはの運命は？！やちよはいろはを取り戻すことができるのか？！
画像引用：公式サイト・Twitter・Pinterest
次回：第３話
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「あなたとは少しも似てなんかない」感想・解説
前回（１話）は、見滝原市のアナザーストーリーみたいなかんじでした。登場するキャラはもちろん、描写といい、音楽といい、マギレコというよりは、まどマギ色が強かったですね。ってことで、今回から１期の継続、２期のはじまり！！ってところでしょうか。
大きくゲームとは違う展開（ゲームでは、いろははやちよと共に歩いてみかづき荘に帰ってます。）で話が進んでいます。大筋は変えないと思いますが、終盤に出るはずの「万年桜のウワサ」、いろはの記憶がないはずの「柊ねむ」による「お姉さん」発言。等々。ゲーム利用者でも楽しめる意外な展開が用意されていますね。
そしてなによりアニメオリジナルキャラ「黒江さん」です。オープニングでは、いろはとの「コネクト（合体魔法）」シーンまで描写されています。大活躍の予感がプンプンしませんか？！
やちよの闇
やちよの魔法少女になる対価として叶えた願いは「生き残ること」です。それは、リーダーとして「仲間を守る」ために願ったはずでした。が・・・。現実は、仕事も、魔法少女も「仲間を犠牲にして」生き残ってしまった。と本人は思っています。
そんななか、いろはは「自分が生き残って、そうではないと証明してみせる。」と、やちよを飲み込んだ「ウワサ」を自分ひとりの力で滅殺！！さらに「やちよがリーダーでなくなればいい」といろはは自身がリーダーになると言い出します。
結果、やちよはいろはに救われ、信頼するようになり、本当の意味で「仲間」になりました！と、思ったのも、つかの間・・・。いろはは、「神浜聖女のウワサ」と化したマミに「記憶ミュージアム」の瓦礫に引きずり込まれ、奈落に落ちてしまい、生存・行方ともに不明になっちゃいました（１期１３話）。
せめて他のメンバーがいればやちよのことをフォローできたのかもしれませんが、マギウスの講義で「魔法少女の真実」を知ったメンバー達は、目下洗脳中！！やちよは孤独のなか、いろはを犠牲にされた恨みでマギウスを追い詰めようと「ウワサ」を消しまくってるわけです。
筆者が思うに、やちよは良しも悪しきも一途ですね。一度決めたら迷いがない。・・・わけではないかもしれませんが、判断基準と優先度がハッキリしています。見た目・内面、共にカッコいいです！！しかし、今回はかなり突っ走ってましたね。行動力もあるので、つまずくと大ケガしそうです。事実、危うく、かつてのパートナー「みふゆ」にまで手をかけそうになりました。
やちよのようなタイプは、ひとりで思いつめると、どんどん深みにはまりそうです。そういった意味でも、一刻も早く、いろはに戻ってきてほしいですね。いろはは、自分のことよりも他人を優先する「おひとよし」なんです。つまり、自分のことよりも、やちよさんなんです！！癒しの女神といっても過言ではないでしょう！やちよを「闇」から救うにはいろはの復活が急務ですね。
ドッペル乱舞！
今回のメインといっていいでしょう！やちよの壁ドン（壁にヒビ入る）からはじまり、「やちよＶＳみふゆ」の戦闘。そして、ふたりのドッペル乱舞！やちよは自分の願い（生き残りたい）のせいで、いろはを犠牲に選んでしまったことを悔んでソウルジェムを穢し、みふゆは奪われ続ける運命に絶望し、ソウルジェムを穢します。当然、ゲームにはないシーンだったので、かなり楽しめましたね！！
まず、戦っている間に流れるＢＧＭがとても良く合っていました！まどマギとは違う感じですが、なんというか、カッコいいんですが、悲しく切ない感じが、かつての相棒同士の戦いを凄く際立たせていました！！何度も見たくなるシーンに仕上がっています！
そして、やちよドッペルの圧倒的戦力！！同じドッペルでもこんなに差がでるものなんですね。みふゆのドッペルを激しい水流で飲み込んでしまいました。もう、規模（ケタ）が違いましたね！！ドッペル化してもカッコよすぎるやちよは必見です。とにかく強い！！
最期に敗北し、取り押さえられてしまったみふゆ・・・。もう、切ない、とにかく切ない！表情の描写がとにかく素晴らしい！映像スタッフの技術力と演出に脱帽です。
なんとか、やちよが正気を取り戻したので、今回は助かったみふゆですが、戦力差ありすぎですよね。みふゆはマギウス（里見灯花）の命令で、「ウワサ」を消しまくってるやちよの説得を試みたわけですが、もう、説得という手段は無理です。完全に決裂しました！
マギウスの最終計画（ワルプルギスの夜が関わるのは間違いないですが詳細は、いまのところ不明）は絶対らしいので、なんにせよ、再びの激突は必至ですね。それがどのような形になるのか？！次に打ってくる手を楽しみに待ちましょう！！
エンドカード
ゲームをやっている方なら誰しもが驚いたのではないでしょうか？！もう、「万年桜のウワサ」が出てきちゃいました！しかもエンドカードに！！当初（１期の終盤ぐらい）、にゲームで実装されたキャラクターですね。筆者はマギレコのゲームを始めたばかりだったので、よく覚えています。
とにかく、このゲームにでてくるキャラクターってみんなかわいいですね。「万年桜のウワサ」がどんな役割をもって出現したのか？は、いまのところ伏せておきますが、終盤の演出になると筆者は思っていたので、意外な展開に驚きです。オリジナル色が強くなりそうで、とても楽しみですね。
画像引用：公式サイト・Twitter・Pinterest
画像引用：twitter・Pinteresr
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