ＴＶアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」（通称”青ブタ”）の「思春期症候群」＆「解離性障害」（アニメ：１１話～１３話：青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない）にピックアップした、あらすじ紹介・感想・考察を掲載しています！さらに、お得な視聴方法。「梓川かえでのグッズ」等。この作品における魅力を余すことなく紹介！
また、「青ブタシリーズ」全話で活躍する、メインヒロイン「桜島麻衣」に注目した特化コーナーもお見逃しなく！！この作品に少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない
今回のメインヒロイン：梓川かえで
「 青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない 」あらすじ
１０月１６日、ＳＮＳのいじめにより「思春期症候群」の影響で「切創」と「痣（あざ）」を抱えてしまい「引きこもり」となっている妹・かえでは「今年の目標」を咲太に宣言します。終着点は「学校に行く」こと。
かえでの目標：
・兄以外の人と電話ではなす
・パンダを見に行く
・学校に行く
かえでは、麻衣の協力を経て、咲太以外の電話に出ることに成功。早々と目標のひとつをクリアしました。が、疲弊して発熱。倒れてしまいました。それでも、着実な一歩を踏み出したかえで。麻衣からの電話に対しては抵抗がなくなったようです。そして、次の目標は「パンダを見に行く」こと。
１０月２３日、かえでは、パンダのパジャマではなく、麻衣にもらったかわいい服に着替え、外に出るための練習を開始します。兄の背中にしがみつきますが、思うように歩を進めることはできません。咲太はかえでの「外に出る怖さよりも、ずっと外に出れない怖さを払拭したい意志」を尊重し、一計を案じます。
玄関のドアを開け、咲太にしがみついたままのかえでが、目を開けていないことを確認すると、ゆっくり歩を進めます。が、その途中、かえでの心は折れてしまい、あきらめてしまいました。
かえで 「待って下さい。お兄ちゃん。 もうダメです。無理です。 やっぱりやめます！ かえでごときが 外に出るなんて、 １０年早かったんです。」
しかし、咲太がかえでから離れるとそこは、玄関の外・・・。咲太は、しがみついて離れないかえでに「まだ、玄関の中」だと、ウソをつきながら歩を進め、かえでを玄関の外へ誘導したのでした。
かえで 「おっ！お兄ちゃん！ 謀りましたね？！」
外に出ることが出来た喜びで、泣き崩れるかえで。それ以降、かえでは少しずつ移動距離を伸ばし、麻衣の自宅まで足を運ぶことができようにもなりました。
１１月１６日、咲太とかえでは、麻衣、のどかと共に、海へ遊びに行きます。楽しい時間を満喫するかえでですが、偶然、幼なじみの「鹿野琴美」と顔を合わせます。かえでは、幼なじみのはずの彼女のことを知りません。咲太は、麻衣とのどかに「解離性障害」によって、かえでに記憶がないことを打ち明けます。
かえでは、海で会った女の子は「花楓」の幼なじみ鹿野琴美だと教えられます。「友達になりたい。」琴美からの手紙を見たかえでは「花楓」しか知らない彼女の愛称を口すると倒れてしまいます。
かえで 「こみちゃん・・・」
病院に運ばれるかえでですが、大事には至りませんでした。が、「花楓の記憶が戻りつつある」と咲太は医者から告げられます。ただ、そうなったとき「かえで」の存在は？！
１１月２３日、かえでは制服に着替え、学校へ行く練習を開始します。かえでは、咲太が医者から聞いた話を麻衣にＴＥＬしている現場を目撃し、自分に残されている時間が少ないことを悟っていました。それでも、思うように足が動かないストレスで、かえでの身に「痣（あざ）」が浸食を始めます。
１１月２６日、なかなか学校へたどり着けないかえでに、咲太は再び一計を案じます。「とっておきの場所」で休憩しようと電車に乗り、向かった先は「動物園」！！パンダの案内を見て、大喜びのかえでは入園し、散策を開始します。かえでは、今年の目標のひとつをクリアしたのでした。
かえで 「洗っていない”なすの”の 匂いがします。」
閉園が近づき動物園を後にする咲太とかえで。咲太は外出が出来るようになったかえでに「動物園年間パスポート」をプレゼントします。かえでは自分に残された時間が少ないことを知りながらも「何度も来て元を取りたい！」と兄の愛情に心を打たれ涙を流します。
夜、大好きなプリンを買い、自宅へ戻る咲太とかえでですが、咲太は「近道」を使う提案をします。そして到着した場所は何故か、かえでの中学校！！校門は締まっていますが、それを飛び越え、かえでは登校に成功します。三度、咲太はかえでを誘導し、目標達成の手助けに成功しました！
登校を喜ぶかえでですが、成果としては「〇」ではなく「△」だと辛口判定。次は、昼間の学校に登校することで完全攻略にしたいと、咲太へ希望を話します。
かえで 「明日が楽しみです！ 明日が待ち遠しいです！」
かえでの目標：（成果）
・兄以外の人と電話ではなす
→ 〇：麻衣とＴＥＬで
会話が可能に！
・パンダを見に行く
→ 〇：ジャイアント＆
レッサー２種の
パンダと会えた！
・学校に行く
→ △：夜間だったので、
次は昼間に！！
翌１１月２７日、「かえで」は「花楓」へと変化。動揺が隠せない咲太・・・。
「花楓」の記憶と「かえで」の運命は？！
画像引用：twitter・Pinteresr
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「 青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない 」感想
今回のテーマは「思春期症候群」と「解離性障害」のお話でしたが、どちらかというと、解離性障害のほうがメインだったような気がします。トリガーは「思春期症候群」による「切創」と「痣（あざ）」なんですが、障害によって生まれてきた「かえで」が、兄・咲太の愛情に応えるために頑張ったお話だったような気がします。
解離性障害：
意識や記憶に関する感覚をまとめる能力が一時的に失われた状態。症状は様々ありますが、その原因は心的外傷（トラウマ）や、ストレスが引き起こすと言われています。自己防衛の手段のひとつとして、精神機能の一部を停止させたり、意識を切り離したりすることがあるようです。
「障害」って聞くと悲しい感じがしますが、かえでの明るくて、かわいい言動がそう思わせない演出になっていました。それだけに、ラストは背筋が凍りました！！「花楓」に戻ったら「かえで」の記憶が消失してしまいました・・・。なんとなく、そうなるのだろうと予想は出来てました。が！！悲し過ぎます！！筆者がトラウマになりそう・・・。
当然、咲太は「かえで」を失った悲しみに潰れてしまいます。さらに「思春期症候群」を発症。胸の傷が出血します。結論を言うと、これは、次回のヒロイン「牧之原翔子さん」の影響なんですが、とりあえず伏せましょう。今回、絶望の咲田を救ったのは、その翔子さんでしたね。翔子さんは「かえでの日記」を読むことで、咲太はかえでの真意を知ることができました。
かえでの真意：
悲しい記憶よりも、
嬉しくて楽しい記憶。
「かえで」は兄・咲太と過ごした時間はとても幸せだった。と日記に綴っています。咲太のやって来たことは無駄ではなかったわけですね。「かえでの日記」は聞いている筆者まで幸せな気持ちになりました。いなくなった時は、寒気がしましたが、ちょっとだけ、救われた気がしましたね。
画像引用：twitter・Pinteresr
麻衣さんピックアップ
メインヒロインではありませんが、毎回出演するヒロイン「桜島麻衣」に着目した、筆者独自の目線によるピックアップと感想です。（筆者は麻衣さんファン！）見どころの”ひとつ”としてとらえて頂ければ幸いです。
しばらくそういうの無理だから・・・
咲太のことが心配で撮影所の金沢から駆け付けたわけですが、自分ではなく翔子さんの言動で救われたことが悔しい麻衣さん・・・。涙を浮かべてます・・・。いつもの女王様麻衣さんの雰囲気が全くありません。撮影所に戻ってしまいました。なんにせよ、かわいい麻衣さんなんですが、ちょっと切ないです・・・。本当は麻衣さん、誕生日だから咲太と過ごしたくて、無理してきたんですよね。
言うのが遅い
金沢の撮影所に戻ってしまった麻衣さんでしたが、のどかから麻衣さんの誕生日が今日（１２月２日）であることを聞いた咲太は金沢に向かいます。のどかのスマホのおかげで無事、麻衣さんと合流できた咲太は「誕生日おめでとう」の言葉を伝えることができました！とりあえず、女王様気質の麻衣さんです！薄化粧がなんとも美しい！
大変なときに一緒にいてあげられなくてゴメンね。
素直に謝る麻衣さんです。「寒いんだけど！」咲太の上着の中潜り込むわけですが、きっちり納まってます。ひょっこり顔を出す麻衣さん。最高にかわいいですね。
目閉じなさい
金沢の美しい夜景。お互い、素直な気持ちを吐露した後、とてもイイ雰囲気のなかでの、麻衣さんセリフです。当然、咲太は「キス」を期待します！ところが・・・。「キス」ではない「ご褒美」を貰う咲太です。が、いかにも麻衣さんらしい行動ですね。表情がいつもの麻衣さんです！かわいいです！無事、咲太から元気を貰えたみたいです。う～ん。やっぱり美人なのにかわいい！！
画像引用：twitter・Pinteresr
梓川かえで（花楓）
ＣＶ： 久保ユリカ
「 青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない 」のメインヒロインです。プリンとパンダが大好きで、いつもパンダのパジャマを着ています。そして、誰に対しても敬語で、笑顔がかわいい娘ですね。
主人公・咲太の妹で中学３年生なんですが、学校には行ってません。ＳＮＳによる「いじめ」が原因で「心的外傷（トラウマ）」を負い、ストレスを感じると「思春期症候群」による「切創（刃物のような切傷）」や「痣（あざ）」に襲われようになります。
さらに「解離性障害」を発症してしまい、記憶を無くし、別人格を形成しました。母親はこの事実を受け入れることができず、人格破綻。父親は母親の面倒をみて、咲太はかえで面倒を見ており、別々に暮らしています。咲太は「花楓」ではなく「かえで」として生きていくことを提案します。かえでは、自分のことを理解してくれるのは咲太だけだと、心を許します。
それからは、毎朝咲太を起こすことが日課となり、ベットに潜り込む程の「お兄ちゃん大好きっ娘」になりました。しかし、初対面の人間に対しては警戒心が強く、自宅に女性が訪問する際は、独特なリアクションを取ります。それがまた、かわいくて面白い！！
かえでリアクション：
・ごめんなさい！
デリバリーの玄人の
お姉さんを呼ぶなら
先に言っておいて下さい！
（来訪：桜島麻衣）
・お兄ちゃんが、また、
新しい女の人を
連れてきました。
（来訪：双葉理央）
・お兄ちゃんは、妹は、
若い娘の方がいい人ですか？
（来訪：牧之原翔子ちゃん）
・お兄ちゃんが不良に
目覚めました。
（来訪：豊浜のどか）
かえでは自分にあまり時間が残されていないことを感じると、自ら目標を掲げ、咲太と共に乗り越える努力を始めます。自分のことを理解してくれた咲太と、より多くの思い出を残すために頑張ろうとするわけですね。外に頑張って出ようとするかえでと、手助けをする咲太の玄関シーンは必見です！「謀りましたね？！」は、感動して目頭が熱くなります。
かえでの目標：
・兄以外の人と電話ではなす
・パンダを見に行く
・学校に行く
麻衣・のどかの協力と咲太の機転もあって、かえでは目標を達成します。が、その翌日「かえで」の存在は消失し「花楓」に戻ります。何度もいいます！この場面、筆者は背筋が凍りました・・・。動物園の「年間パスポート」を貰い、いつでも大好きなパンダをみれるようになったのに・・・。「昼の学校へ登校する」目標の補正を半ばにして・・・。
「花楓」の記憶から「かえで」は消失してしまいましたが、咲太は「かえでの日記」から「かえで」の真意を知って救われます。兄と過ごした時間は幸せだったと綴っていました。たしかに、咲太や、麻衣さんと一緒にいるときは、笑顔がかわいい「パンダ大好きっ娘」でしたね。悲しい結末をむかえますが、とにかく、言動がかわいいヒロインだったと筆者は思います。
画像引用：twitter・Pinteresr
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